テイルズオブベルセリア感想

クリアしました。約60時間ほどで1週目を完了しました。以下感想になります。

今回プレイ中スクリーンショットが撮れないようになっていましたので画像は一切掲載しません。


・ストーリーについて

前作ゼスティリアはプレイ済みなのでストーリーの繋がりに関してはよくできていると感じました。前作は「導師」視点の話なら、今回は「災禍の顕主」視点ということでしょうか。復讐という穢れをまとい序盤は物語が進んでいきます。しかし中盤辺りからの話の繋がり方、終盤の展開の仕方はなるほどと思う感じでした。

・戦闘システム

さくさくできて、爽快感がある感じにできていました。前作とは比べ物にならない程良いできでした。個人的にはエクシリアのリンクシステムが好きでしたが、各キャラごとに使える技が戦闘中の敵の状態だったり、ソウルシステムと呼ばれるソウルの管理をする「考えてプレイしていく」点がおもしろく感じました。

・キャラクター

久しぶりに男性キャラで好きなキャラがいました。アイゼン良いキャラでした。加入する目的は皆ひどかったですが今回は誰も抜けず、使えなくなる人もいなかったです。スキットもよくできていました。

全体としてはよくできていて2週目やってみようと思う感じになりました。これで前作もあんな感じではなかったら良い出来の作品だと思いました。誰の考え方が悪いのか、正しいのか、非常に考える作品でした。主人公ベルベットの生き様をプレイしてみてはどうでしょうか?

今回は結構おすすめ出来る内容だと思います。でももう一回ゼスティリアをプレイは勘弁です。


ざっくりとネタバレ内容です

・世界観

ウェイストランドと呼ばれる世界。中央大陸と呼ばれるところにミッドガンド聖導王国があります。今回の舞台になる世界です。人間のほかに聖隷と呼ばれる「聖隷術」を使う、地水火風の属性を持っている種族がいます。一般の人には認識はできないです。業魔という「人や動物が魔物に変貌した姿」業魔病が蔓延している世界です。業魔病の原因は「人間が溢れさせる穢れ」です。業魔を倒せるのは「対魔士」と呼ばれる、聖隷の力を利用する人しかできないです。

そして「緋の夜」を境に世界は変わることになります。厳密に言えば2回目の緋の夜です。

・ベルベット達とアーサー(アルトリウス)

ベルベットは姉セリカと弟ライフィセット共に暮らす次女。アーサーは村の近くで対魔士としての任務中にセリカと出会います。※ 恐らく任務とは聖主「カノヌシ」を探していた

のちにアーサーはセリカと結ばれセリカ達と共に暮らします。そのアーサーを義兄としてベルベットとライフィセットもしたいます。そんな平和な暮らしの中で事件がおこります。村は業魔に襲われます。セリカは聖主「カノヌシ」が祭られていた祠に業魔からアーサーをかばい落ちてしまいます。その日は「緋の夜」でした。そこに二人の聖隷が現れます。妻セリカとセリカのおなかにいた子供の転生した聖隷です。そしてアーサーはアルトリウスとしてこの日から聖主「カノヌシ」を目覚めさせ世界を救うことを考えます。そして3人での生活が始まります。ライフィセットの病気は治ることなく、ベルベットは体調の悪い弟のために薬を買い、剣術を学び、いつもの生活をしていました。そんな中アーサーの持っている古文書を呼んだライフィセットはある決断をします。次の「緋の夜」を終えると自分は死んでしまう、12歳病だからと。聖主「カノヌシ」には3つの魂の生贄が必要です。最後の生贄として自分を使ってほしいと。この事実ライフィセットとアーサーしか知りません。そして世界が変わる「緋の夜」のちに「開門の日」にベルベットの前でライフィセットは殺されます。聖主「カノヌシ」の復活により聖隷も業魔も普通の人間に見えるようになります。祠に落ちて行く弟を引き上げる中でベルベットの体の一部が業魔化します。ベルベットが復讐を願う瞬間です。

・開門の日以降の世界

聖隷も普通の人に見えるようになり多くの対魔士が生まれました。本来聖隷は一部の人間共にいる存在、共存をするはずでしたが聖隷の意志を封じ込め道具として使うようになっていました。その機関が聖寮と呼ばれる聖主カノヌシの復活を完全にしようとするところです。アルトリウスの目的は聖主カノヌシの完全に復活させて人間から意志を無くすこと、聖主カノヌシと神衣(かむい)をすることが目的です。人間には穢れが絶対にあるので意志を無くせば何も生まないと考えたのでしょう。そして対魔士が増えたことにより業魔も減り人々は「英雄アルトリウス」と呼ぶようになります。アルトリウスの思惑を知らないまま。

・聖主カノヌシ

完全な復活に必要なものがあります。それは人が持つ穢れの質です。

「絶望」、「憎悪」、「貪婪」、「傲慢」、「愛欲」、「執着」、「逃避」、「利己」

これらの穢れを持つ業魔を「喰魔」といい、聖主カノヌシに力を送る地脈点に配置され生かされている存在です。彼らが穢れを食う為「業魔化」がおさまっているのです。ベルベットは「絶望」、「憎悪」を持っています。喰魔の数は常に一定なので亡くなれば新たに誕生します。大人、子供、動物と誰でもなる可能性があります。

・ロクロウとマギルゥ

ベルベットが喰魔として監獄島に来てから3年、アルトリウスに仕えていた聖隷シアリーズが脱獄の手伝いに来ます。脱出際敵の攻撃をベルベットから守り、自分の能力を喰らわせて亡くなります。この時ベルベットは姉セリカ=シアリーズとわかります。その後、ロクロウとマギルゥという業魔と魔女に出会います。逃げる途中に見かけた剣の話をロクロウにしてあげると、後から「恩を返す」といい着いてきてくれます。マギルゥは監獄島から脱出できればと着いてきてくれます。以降一緒に冒険します。実はロクロウの「恩を返していない」という台詞はただ言いたいだけ。マギルゥの「ど~でもいい」も同じようなもので、冒険をしてベルベットといるうちに結末を見たくなったという感じでした。

・聖隷ライフィセット

とある町で船を強奪して逃走します。ベルベットは業魔として各地で悪さをします。アルトリウスに復讐する為。その最初の町で聖隷を使い対魔士が襲ってきます。その聖隷が自爆するのを止めて強奪します。その後は意志を戻し始めていきます。弟とにている為、ライフィセットと名付けます。セリカの子供の転生した聖隷とは後からわかります。そしてのちのマオテラスとして存在します。強く生きる=ライフィセット、古代語の生きる=マオテラスらしいです。

・アイゼン

海賊アイフリードに所属する聖隷で通称死神。聖寮に捕まったとされるアイフリードを探して打倒アルトリウスに協力してくれる人物です。のちにアイフリードを業魔にした、聖隷を道具として使う聖寮に牙をむいてくれます。最初はアイゼンもベルベットもともに利用するだけで何かあっても切り捨てる関係でしたが終盤以降は共に協力していきます。アイフリードが狙われた理由は未大陸の道具の術式が必要だったから。

・エレノア

対魔士様です。聖寮がすることが事実かどうか見極める為着いてきます。喰魔という存在をかくまっていること、それには幼い子供でも使う、聖隷にも意志があったこと、全てに驚きます。誰かが犠牲になれば多くの人が救われることに納得していますが。聖隷ライフィセットの器でもあります。

・冒険の果てに

世界の真実、ライフィセットの死、自分の復讐全ては意味があり、それはライフィセットが自ら望んだこと。絶望はベルベットの中に刻まれました。しかし、聖隷ライフィセットの「生きる意味」の説得のおかげで絶望は消えます。そのかわりにアルトリウスの絶望を喰らい聖主カノヌシと神衣したアルトリウスと戦います。最後は器を無くしたカノヌシと共にベルベットは眠りにつきます。聖隷ライフィセットはマオテラスとなり世界を守り存在します。これがのちにゼスティリアの世界の神衣に繋がります。人間と聖隷が協力して力を発揮できるようになります。

テイルズオブベルセリア ~体験版~

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短いですが、体験版で遊びました。

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PS4版の購入も控えてますが、先ずはやってみました。今回は戦闘編をプレイしました。ストーリー編もプレイしましたが、やはり戦闘が面白いかどうかプレイしました。

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動きが少し遅く感じましたが、戦闘はサクサクといけました。チュートリアルやればだいだい技等だせて楽しかったです。PS4にしては少しグラフィックは残念でしたが。

後は本編をプレイを待ちたいと思います。興味ある人は体験版をプレイしてみてはどうでしょうか!